ヨガ
ヨーガという語が見出される最も古い書物は、紀元前800年〜紀元前500年の「古ウパニシャッド初期」に成立した『タイッティリーヤ・ウパニシャッド』である。
また、紀元前350年〜紀元前300年頃に成立したとされる『カタ・ウパニシャッド』にはヨーガの最古の説明がある。
これはハタ・ヨーガ(力・ヨーガ)と呼ばれている。
現在世界中に普及しているヨーガはこのハタ・ヨーガの方法である。
内容としては難しい坐法(アーサナ)や呼吸法(プラーナーヤーマ)を重視し、"超能力"や三昧を追求する傾向もある。
人体内に大きな6または7つのチャクラ(Chakra、輪、車輪)と小さなチャクラがありそれを目覚めさせれば、またはクンダリニーを体内の脊椎にそって上昇させると悟りがひらけると一部の人たちは言うが、全くそういうことはない。
実際は、タイティリーヤ・ウパニシャッドで説明される、生気レベル(プラーナーマヤ・コーシャ)の覚醒にすぎず、修行の入り口に立ったにすぎない。
また、生気レベルの覚醒それ自体は霊格の向上をもたらさず、あくまでもカルマ・ヨーガの実践や世俗との係わりの中での人格の向上や、その他のヨーガを総合的に実践することにより、霊格は向上していくものと心得えるべきである。
感官の確かな制御がヨーガである (『カタ・ウパニシャッド』6-11)詳しくはチャクラの項目を参照のこと。
またホット・ヨガを行う場合、1時間で通常500ミリリットル以上の発汗することが報告されており、大量に発汗するため、普段の食事などから水分やミネラルをホット・ヨガ開始までに心がけて補うことが理想的で、怠るとワークアウト中の発汗により脱水症状を引き起こしたり、高温・多湿環境で気分や体調を害する可能性があるため注意が必要。
もちろんワークアウト中も小まめに水分補給することは必須である。
しかし高温・多湿環境に慣れ、発汗と共に効果的にアーサナをとることができるようになれば、代謝が良くなっていくことを体重や肌つやなどの体調の変化から効果を実感できるようになり、美容や体調管理に効果がある。
高度な論理的熟考分析により、真我を悟るヨーガ。
クリシュナムルティが有名。
だが、巧く実践可能であるならば最も高度なヨーガとなりうるとの意見もある。
このヨーガの行者はギャーニ(ジュニャーニ、jnani) 。
なお、登録商標としては「ホットヨガ(HotYoga)」がある。
このヨーガは段階が進むほど師を必要とするという意見があり、特にクンダリニーの体内自覚を感じてから先は、必ず師の指導の元にヨーガを実践すべきとされる。
一方で、ある程度の段階に達すると師をそれほど必要としなくなるという意見もある。
ヨーガ Yoga は、「馬にくびきをかける」という意味の動詞「yuj」から派生した名詞である。
つまり語源的に見ると、馬を御するように心身を制御するということを示唆しているようである。
なお、伝統的ヨーガ系のグループには現在でも、イニシエーションを行なうなど宗教団体的側面を持つものもある。
内容としては主に観想法によるヨーガ、静的なヨーガであり、それゆえ「ラージャ・ヨーガ」(=王・ヨーガ)と呼ばれている。
その方法がアシュタンガ・ヨーガ(八階梯のヨーガ)と言われる八つの段階のヨーガである。
ヤマ(禁戒)、ニヤマ(勧戒)、アーサナ(座法)、プラーナヤーマ(呼吸法)、プラチャハーラ(一心集中)、ダラナ(凝念)、ディヤーナ(静慮)、サマーディ(三昧)である。
また同書を根本教典として「ヨーガ学派」が成立した。
同派は、インド哲学の六派哲学の1つに位置づけられている。
仏教においては元のサンスクリットを漢字で音写して「瑜伽」(ゆが)と呼ぶか、あるいは意訳して「相応」とも呼ぶ(詳細は「瑜伽」の項参照)。
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